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【悲報】新型コロナウィルスの後遺症には特に男性が知っておきたい症状があった

厚生労働省より新型コロナに罹患した患者さんの後遺症についての調査を行うという発表がありました。どうやら新型コロナ患者では一定の割合で完全には回復せず、症状が続くことも分かってきたようです。

(コロナ元患者2千人の後遺症調査 厚労省、8月から実施予定)

新型コロナでみられる後遺症

新型コロナから回復された方を外来でフォローアップしていると、ときどき慢性症状に悩まされている患者さんがいらっしゃいます。

「体がだるい」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」などといった症状を訴えられる患者さんが多い印象です。

そんな中、2月下旬から3月にかけて大規模な流行がみられたイタリアから新型コロナの後遺症(コロナ後症候群)に関する報告が出ました。

急性期と亜急性期~慢性期の新型コロナ患者の症状の頻度(doi:10.1001/jama.2020.12603)日本語は筆者
急性期と亜急性期~慢性期の新型コロナ患者の症状の頻度(doi:10.1001/jama.2020.12603)日本語は筆者

これによると、新型コロナから回復した後(発症から平均2ヶ月後)も87.4%の患者が何らかの症状を訴えており、特に倦怠感や呼吸苦の症状が続いている方が多いようです。

これは私の外来での実感と一致します。

その他、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢など様々な症状がみられるようです。

4割の人が生活の質が低下していると答えており、新型コロナから回復した後も苦しんでいる方が多いことが分かります。

ただし、この報告はイタリアの1施設からの報告であり、すでに症状がなくなっている人よりも、何らかの症状が残って通院している人が多く研究に参加しているため、後遺症の頻度が多く見積もられている可能性があります。

どれくらいの期間こうした症状が続くのかも明らかではなく、研究参加者は143人と少ないです。
引用元:yahooニュース

その他の後遺症

呼吸機能が半数以上、退院1ヶ月後も戻らない

呼吸機能に関する後遺症はこれ以外にも多く出ており、特に重症であった患者さんでは、退院1ヶ月時点で肺機能低下がみられる頻度が高いようです。

この報告は重症度の高い症例が多いため「新型コロナになったら半分が呼吸機能が戻らない」というわけではなく、「重症例では半数以上に退院1ヶ月後も呼吸機能の後遺症がみられる」ということかと思います。

1割の患者で嗅覚・味覚異常が戻らない

嗅覚・味覚異常は2020年3月以降に注目され始めた新型コロナに特徴的な症状ですが、この嗅覚・味覚異常も回復後少なくともしばらくの間続くようです。

1割の患者では1ヶ月後も嗅覚・味覚異常が続いているということです。

回復後に脱毛がみられる患者も

中には「毛が薄くなってきた」と訴えられる患者さんもいらっしゃるようです。

脱毛はエボラ出血熱やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症の後遺症としてみられることがありますが、新型コロナでも稀にみられるようです。

まとめ

新型コロナは感染したときだけでなく、回復してからの後遺症も怖いですね。

東京都をはじめ都市部では感染者が増加していますが、もう一度自分を守るために予防を見直すことが必要だと思いました。

引用元:yahooニュース